光が躍る

anne-archi

2022年05月06日 14:21

建築中の共同住宅の現場にて、採用した花ブロックの手摺を検証してきました。
これまで花ブロックは、スクリーン状に天井まで積むことが多かったので、手摺の高さで使うのは新たな試みですが、建物に軽やかさとリズムをつくれています。
形は似ていますが、2種類の花ブロックを交互に配置しています。


ベランダの内側から見ると、風と光の通し方が緩やかで程よい感じです。実は、お部屋によっては外からの視線をカバーできるように配慮してコンクリートの手摺のお部屋もつくっています。今回は花ブロックの検証なのでコンクリート手摺については割愛します。



室内での効果はというと、打放しコンクリートの天井に反射する(花ブロックを通ってきた)光が、まるで踊っているかのような表情をつくっていて気持ち良いです。


この建物は1Kの共同住宅のため、限られた空間とコストでにいかに豊かに演出するかがテーマです。

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